短詩
此処ほど醜い場所はないでしょう(漢字が間違っています
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まるでキャッチボールのよう
届かないボールをわざと投げて
とりにいかせてる気分
あたしがボールをとれないの知ってて
わざとゴロをくれる感じ
このさりげない親切が嫌だ
このあからさまな意地悪が嫌だ
もうやめようよ
キャッチボールなんてやめてさ
手をつないで帰ろう?
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お気に入りのシーツを
ベットから引き剥がして
その中にまどろむ
わかってるさ
朝がきてることくらい
窓から差す陽でわかるんだ
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それでも誰かを探してるのだと
孤高の中をもがいてるのだと
そう、思ってた
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ときおりむず痒く
みえてしまう
そして大抵は
靄でみえない
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いつかなんて
言うな
この場で今すぐ。
ね?
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雫がせかすから
間違えたじゃないか
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あどけない表情で
手が柔らかく
唇にふれる
言葉は互いにないけれど
微笑みだけで優しく伝わった
どうかこの子に幸あれと
幼子は夢に落ちる
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踏めば踏めしど
そこは死屍累々の
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あたしの声で
あたしのために
泣こう
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まみれて
まみれて
僕を見る
キミは愛する人
僕は憎まれる人
目をつぶり
待ち受ける
それに逆らって
無理に盲点を探し
罠にはまり
ぬけられなくなる
まみれて
まみれて
ぐっちゃぐちゃ
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そこに流れというものがあるのなら
それは逆らうことの出来ないはず
それでも逆らいあがらい
そして欲しかったものを手にするのだ
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空に舞い上がる洗濯物をつかもうと手を伸ばして
ゆっくりと、べらんだから落下した
すろーもーしょんでキミのあせる顔が見えて
すこし涙がちょぎれた
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苦しみに耐え抜けば
何かが得られるのか?
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もし、それを理想郷と呼ぶのなら
此処は何処。
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全て吐き出してもすっきりしないの
吐き出しすぎて足りなくなったのかしら?
それなら
あたしに頂戴
あなたを頂戴
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